東京ソーダ水

pure-music2008-01-22

友人で映画監督である飯塚敏明氏のお誘いで、彼が総監督したドキュメンタリー映画東京ソーダ水】を観て来ました。エグゼクティブ・プロデューサーは、あの奥山和由氏。東京の街に棲む8人の女性の『今』を描いた話題の映画です。空虚感溢れるこの東京で、私達の身近にもいそうな普通の8人の若い女性を、それぞれ8台のカメラで同時に追い掛けていています。ドキュメントよりも更に感覚的な仕上がりで、観ている私がその現場にいてインタビューしているような錯覚に囚われました。挿入歌とエンディングに流れた【山崎はこ】さんの曲でノスタルジックな気分になりました。映画終了後の飯塚氏と、元ビックリハウスの編集長、榎本了壱氏とのトークショーも見応えのあるものでした。これが8人の女性ではなく、8人の男性を追い掛けてたら、物凄い女々しいものに仕上がっていたでしょうね!ってコメントされた榎本氏、まさにその通りですよね。きっと男の方がロマンを追い掛けている分、悲しい日常の絵だったと思います。その点、女性は逞しい!!殺伐としたこの東京で、まさに血流の如く脈打ちながら生きている!是非、ご覧頂きたいです。