ハルダンゲルヴァイオリン

pure-music2007-08-03

音楽誌「ストリング」編集長の青木日出男さんが、ノルウェーの民族楽器「ハルダンゲルヴァイオリン」のアジア唯一のプロ奏者である山瀬理桜さんと共に、事務所にお越しになりました。山瀬さんによる「ハルダンゲルヴァイオリン」の演奏を眼の前で初めて体験しました。いやぁ温かいその音色に魅せられました。この楽器、そのスタイルこそヴァイオリンでありますが、ノルウェーでは、日本の琴や三味線のような位置づけとのことで、真珠母貝やぞう象嵌細工で装飾されていて、とても綺麗な楽器でした。ヴァイオリンと決定的に違うのが、4本弦の下に、4〜5本の共鳴弦があること。共鳴弦も調弦するのは、ノルウェー独自のスタイルだそうです。グリークも、この楽器の音色の独自性に影響を受けて、数々の名曲を残しているのだそうです。玉木は元々ノルウェーの作曲家にも詳しいので、お互いに意気があって盛り上がりました。コンサート会場で是非「ハルダンゲルヴァイオリン」、聴いてみたいですね。そして、玉木と一緒のステージがもし実現できたら、これは絶対に見逃せませんよ。